鹿児島県霧島市の自動車教習所で、路上教習中の男性教官が教習生の女性と性的関係を持ち、規定の教習を行わなかったにもかかわらず、卒業させていたことが、25日までに分かった。実技指導中の「教官と生徒」という一線を越えたAV顔負けのハレンチ行為だが、最近の教習所事情も少なからず反映していたようだ。
鹿児島県霧島市の「国分隼人自動車学校」(小屋敷哲也校長)によると、男性指導員(31)は6月初旬、路上教習中に20代の女性教習生に不適切な指導を行った。ところが、指導員は規定の教習を行ったとして、教習管理簿に虚偽の認定印を押し、実際には教習が足りないはずの女性は無事に卒業。学科試験もパスし、すでに普通自動車免許を取得したという。
関係者の話をまとめると、2時間連続の教習を行った際、双方が合意のうえで、教習車の中で白昼堂々“カーSEX”してしまったのだという。これを知った女性の関係者が激怒し、7月中旬、同校に訴えて事件が発覚した。県公安委員会は学校側に対し、8月27日から5日間の実習と卒業証明書発行禁止処分を課し、指導員に対しては「教習指導員」の資格を剥奪(はくだつ)したうえ、8月28日付で懲戒免職処分にした。
ただでさえ目立つ教習車で、前代未聞の不祥事だが、都内の大手公認教習所で検定員を務める男性(44)は次のように語る。
「数年に一度、安全運転中央研修所(茨城県ひたちなか市)に全国の教習指導員が集まり、合宿講習を受けます。全国の指導員と親しくなるのですが、地方に行けば行くほど、教習生との関係は“ユルい”ように聞きます。地方では教習所を出てすぐに、人気のない田舎道が路上教習コースとなり、2時間連続教習ならば、少なくとも100分間は誰の目にも触れることはありません」
別の指導員(37)は、最近はやりの「教官指名制」が、指導員と教習生の距離を縮める大きな要因になったという。
「指名制では、結果的に1人の生徒を1人の指導員が最後まで面倒をみるケースが多く、計30時間近くを教習車という密室の中で2人きりで過ごすことになります。双方合意であれば、バレようもないでしょう」
さらに、「少しでも厳しく指導すると、すぐに『あそこは厳しい』とのうわさが広がり、新規の生徒が集まらなくなります。ただでさえ少子化の影響で、免許取得者数が減っていますから、若い教官には懇切丁寧に教習するよう指導しており、親密度が増すことで、卒業後に交際することも多いのです」と実情を明かす。
教官に怒鳴られながら免許をゲットした世代には信じられない話ばかりだが、小屋敷校長は元鹿児島県警警視で、参事官兼航空隊長まで務めた実力者だった。
安全運転の範を示すべき若き教習指導員のシフトレバーは、常時“オーバートップ”だったのかもしれない。
ZAKZAK 2007/09/25
あるある。
2007年09月26日
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