【バンコク=菅沢崇】タイ最高裁は20日、タクシン元首相側近で首相秘書官長などを務めたヨンユット下院議長が、昨年12月の総選挙で買収による選挙違反を犯したとする選挙管理委員会の訴えを受理した。これを受けて、ヨンユット議長は、選挙法の規定に基づいて議長職と下院議員の資格を停止された。有罪判決を受ければ失職する。
同国の選挙管理委員会は先月下旬、ヨンユット氏が買収工作を実行したと認定し、起訴していた。ヨンユット氏は、下院選当時は与党「国民の力党」の副党首を務めており、同党の関与が立証されれば、サマック現政権で最大与党の同党が、解党処分を受ける可能性もある。
司法関係者によると、最高裁が判断を下すまでには約3カ月かかるという。
これに対し、ヨンユット氏は潔白を主張。さらに、選挙違反を認定した選管の委員長と委員計3人、この事件の調査委員会委員長だったチャイヤ国家警察公安局副局長を、職権乱用などの容疑で国家警察に告訴するなど、政治生命をかけ反撃に打って出ている。
チャイヤ副局長はその後更迭され、テロが続発するタイ南部の国家警察の前線本部に異動させられた。サマック政権の発足後、タイでは反タクシン派の更迭とタクシン派の抜てき人事が続いている。
野党の民主党は、チャイヤ副局長の人事を「政府の権力乱用だ」(ステープ幹事長)と批判している。
産経ニュース
誰かの陰謀でしょうかねぇ
2008年03月21日
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